軍事的脅威 2012 4 14

 今回の北朝鮮のミサイル実験は、失敗に終わり、
多くの人が、ほっとしているでしょうが、
依然として、脅威は残っています。
それは、弾道ミサイル、砲撃、核実験、テロ活動が予想されます。
 日本にとって、脅威なのは、弾道ミサイルとテロ活動でしょう。
とりわけ日本に照準を合わせている弾道ミサイルは、
100発から200発とも言われています。
 北朝鮮の弾道ミサイルの標的となっている日本の都市については、
いろいろな説がありますが、
最も可能性が高いのは、米軍基地と自衛隊基地が近くにない都市でしょう。
 こうした軍事的脅威に対抗するには、
日本も弾道ミサイルを開発するしかないでしょう。
 ミサイル防衛システムは、技術力を誇示するには有効でも、
軍事的には、あまり意味がありません。
(日本に照準を合わせているミサイルは、100発から200発もあります)

高句麗 2012 4 14
 今回の北朝鮮のミサイル実験は、
世界各国で「失敗」と報道され、
北朝鮮も、それを認めていますので、
多くの人は、安堵したかもしれません。
 しかし、私は、ミサイル実験の結果を見て、
あまりにも精度が悪いことに不安を感じました。
 これでは、極端なことを言えば、
どこに飛ぶのか、わからないミサイルという印象を強くしました。
これは、ある意味で、「脅威」かもしれません。
 北朝鮮がミサイルで失敗したとすると、
もはや北朝鮮には、何も残らないでしょう。
 現在、北朝鮮の軍隊は、自然消滅したような状態でしょう。
長らく続く石油不足によって、
北朝鮮の軍隊は、自然消滅した形になったでしょう。
 軍というものは、カタログのように、
数だけ揃えても、全く意味がありません。
軍の強度を知るには、稼働率と訓練の数です。
 しかし、北朝鮮の軍は、
長らく続く石油不足によって、
訓練すらできない状態が長年続いていると思います。
 石油価格の高騰で、最も打撃を受けるのは、
マイカー(自動車)ではなく、実は、軍です。
そもそも兵器というものは、省エネを考えていません。
 大昔、朝鮮半島北部には、
高句麗という国がありました。
(紀元前37年から668年)
 日本の埼玉県には、高麗神社があります。
この神社のサイトには、こうあります。
 716年武蔵野の大地に1799人の高麗人が入植し、
未開の原野の開拓にあたりました。
大和朝廷は、この地を高麗郡と称し、
高麗王若光を首長としたのです。
 668年に滅びた高句麗からは、
多くの人々が日本に渡り土着しました。
 高麗王若光の没後、
郡民は、その徳を偲び霊廟を建立、
高麗明神と称し崇めたのです。
(以上、引用)
 今の北朝鮮は、かつての高句麗の繁栄を、
とうてい連想できるような状態ではありません。
 北朝鮮は、「徳」による政治ではなく、
「恐怖」による政治でしょう。
高句麗の1300年後の姿が、今の北朝鮮とは、実に悲しい。
 歴史に「if」はありませんが、
北朝鮮の民族としての能力を考えれば、
日本のような経済大国に発展したことも、あり得たのです。
政治の失敗が、極めて大きいと思います。
 日本は、第二次世界大戦に敗れて、国土が焼け野原となりました。
しかし、数十年後には、世界第二位の経済大国になったのです。




























































































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